TOP > りん(打ならし) リンの意義
りん(打ちならし)
リンは打ならしともいい、仏前勤行には、欠かすことが出来ません。リンの音によって雑念をはらい、心を鎮め、み仏さまに「これから拝ませていただきます。」と挨拶します。 また、多数でお勤め の時には、お経や真言などの回数を皆に知らせる意味をもちます。
真言宗ではむやみに打ならすのではなく、勤行の始めと終わりに「甲、乙」と「チン、チン」と二回ならし、お経の間には一回ならします。 リンは大きさにより打ち方は様々ですが大きめのものは内側を手前に打ち、小さめのものは外側を打ちます。
仏事における作法
ご法事では、お参りするとまずリンをならし、御挨拶をしますが、人前で緊張し慌ててうまくならせなかったという人も多いと思います。他の作法の失敗は目立ちませんが、リンは音が鳴るので、目立ってしまいます。 リンの音ひとつでその人の心の状態がそのままあらわれます。人前で焦らない